韓国の旧正月「ソルラル」は一人で過ごす時間に

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コンビニ「EMART24」の1人用ソルラル晩餐弁当 (EMART24提供)
コンビニ「EMART24」の1人用ソルラル晩餐弁当 (EMART24提供)

 2026年2月14〜18日は韓国ではソルラル(旧正月)連休だった。ソルラルは親戚が集まり朝チャレ(茶礼=先祖に感謝を報告する伝統儀式)を行い、トック(牛骨のスープにスライスした餅を入れた料理)を食べる。トックを食べると1歳年を取ったことになる。しかし、26年のソルラルは一人で過ごす人が増えた。

 農村振興庁が首都圏の1000人を対象に調査したところ、茶礼を「行わない」と答えた家庭が63.9%と、前…

残り376文字(全文576文字)

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)


週刊エコノミスト
2026. 2


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ワールドウオッチ:韓国の旧正月「ソルラル」は一人で過ごす時間に 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online

韓国で大ブームのスイーツ「ドゥチョンク」とは?

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韓国の大手ベーカリー「パリクロワッサン」が販売するドゥチョンク (パリクロワッサンのインスタグラムから)
韓国の大手ベーカリー「パリクロワッサン」が販売するドゥチョンク (パリクロワッサンのインスタグラムから)

 韓国で「ドゥチョンク食べてみた?」があいさつ代わりになるほどの大ブームが起きている。「ドゥチョンク」はドバイ・チョンドゥク(もちもち)・クッキーの略語。マシュマロとチョコを混ぜた生地でピスタチオペーストとカダイフ(中東発祥の細い麺)を混ぜた具材を包んだデザートで、さくさくもっちりした食感が特徴である。あまりの人気にピザ屋やすし屋もドゥチョンクを作って売るほど。材料のピスタチオは品薄になり、2倍以…

残り340文字(全文540文字)

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)


週刊エコノミスト
2026. 1.


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ワールドウオッチ:韓国で大ブームのスイーツ「ドゥチョンク」とは? 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online

AIインフラへの過剰投資が懸念されるも韓国大手がAIデータセンターへの投資拡大

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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

韓国の証券業界では、米国のビッグテックによるAIインフラへの投資が過剰ではないか、という懸念が広がっている。AIの学習や推論に必要なGPUの性能は向上が続いており、買い替え時期が早まり減価償却を5年ではなく2年程度とする可能性もある。AIサービスを拡大するためにデータセンターは必要だが、これ以上のインフラ投資は建設会社とGPUをはじめとした半導体メーカーが恩恵を受けるにとどまるというものだ。

 実際、GPUを製造する米NVIDIA、GPUに搭載するHBM(High Bandwidth Memory)を製造する韓国のSK Hynix(SKハイニックス)とSamsung Electronics(サムスン電子)などの業績は好調だ。通期もしくは四半期で過去最高の営業利益となり、2027年まで業績の上昇が続くと予測されている。

趙 章恩=(ITジャーナリスト)

《日経Robo》 2026. 3.

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AIインフラへの過剰投資が懸念されるも韓国大手がAIデータセンターへの投資拡大 | 日経Robotics(日経ロボティクス)

CESで初公開のAtlas量産モデルが脚光、韓国は3年連続でアワードの最多受賞国に

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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2026年1月に米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」で韓国は、大手企業からスタートアップまで約1000社が出展した。AIを搭載した家電をはじめ、フィジカルAIで周辺状況を判断して仕事をするロボット、AIで初心者をサポートする機械など前年に比べてもAI関連の展示が大きく増えた。韓国企業は自社の製品やサービスが企業の生産性向上にどう貢献するのか、実用性や完成度の高さを強調していた。

 今回、筆者は「CES Innovation Awards」の審査員としてロボティクス部門の審査をする機会に恵まれた。応募した企業はどこもAIは当たり前で、「他のロボットにはない機能がある」「前年の展示からここを改良した」と明確な差別化ポイントをアピールしていた。

図1 韓国Doosan Roboticsの「Scan&Go」

フィジカルAIで現場の状況を認識し、自律的に移動してツールを動かす。壁を塗ったり埋めたりする作業を行う。2026年の「CES Innovation Awards」でAI部門の「Best of Innovation」を受賞した3社は、Doosan Roboticsを含めて全て韓国企業だった。(写真:趙 章恩)

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

《日経Robo》 2026. 2.

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CESで初公開のAtlas量産モデルが脚光、韓国は3年連続でアワードの最多受賞国に | 日経Robotics(日経ロボティクス)

「2030年にPhysical AIで世界トップ」へ、AIファクトリー関連で150兆ウォンを投資

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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 「2030年にPhysical AIで世界トップ」を目指し、韓国の官民が協力した投資が始まっている。特に製造業のAX(AIトランスフォーメーション)を早期に進め、AIファクトリーを増やそうとしている。

 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2025年12月、「AI Driven Company」を目指した組織改編を行った。失敗を恐れない挑戦とイノベーションこそが同社のDNAであるとして、2026年は全事業部がAIへの取り組みを強化する。経営支援担当役員の下にAXチームを新設し、全事業部の課題を見つけ出してAIによって生産性を高める。研究所ではなく経営支援を担当する組織がAXを担うのは、生産性の向上を重視したためとみられている。

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

《日経Robo》 2026. 1.

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「2030年にPhysical AIで世界トップ」へ、AIファクトリー関連で150兆ウォンを投資 | 日経Robotics(日経ロボティクス)

サムスン電子とSKハイニックスの「HBM4E」競争、グーグルはどちらを選ぶか

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韓国関税庁によると、2026年2月1~20日における半導体輸出額は前年同期比134.1%増の151.15億米ドル(約2兆3400億円)だった。AI(人工知能)の需要拡大によって、メモリー半導体の輸出が急増したことが大幅な増加の要因だ。

 韓国の全輸出に占める半導体の割合は34.7%となり、前年同期比で16.4ポイント増加した。データセンター向けのSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を含むコンピューター周辺機器の輸出額も増加している。輸出額は13.4億米ドル(約2070億円)で前年同期比129.2%増加した。半導体市場の好況によって2027年まで韓国Samsung Electronics(サムスン電子)と同SK hynix(SKハイニックス)の営業利益は過去最高を更新し続けると見られており、株価も上がり続けている。

 サムスン電子とSKハイニックスは超高速・大容量のメモリー半導体であるHBM(広帯域メモリー)の生産ラインを増やすため、汎用DRAMの生産量を減らした。その結果、品薄状態が続いて価格が上昇している。2026年1月の汎用DRAMの価格は前年同期比で8倍に値上がりしている。

 そこでサムスン電子は、ノートパソコンに続いてスマートフォンの新機種「Galaxy S26」の値上げを告知した。これによってスマートフォンの買い替え需要は減少する見通しである。それでも、AI投資ブームに乗ったサムスン電子の半導体事業の利益はスマートフォン事業の利益縮小分を十分カバーできると見られている。

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

(NIKKEI TECH)

2026. 3. 
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サムスン電子とSKハイニックスの「HBM4E」競争、グーグルはどちらを選ぶか | 日経クロステック(xTECH)

SKハイニックス、基本給の30倍の成果給で人材確保 サムスン社員は不満

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好業績を記録した韓国の大手メモリー2社で人材確保競争が起きている(出所:SKハイニックス)

 韓国の半導体大手2社であるSK hynix(SKハイニックス)とSamsung Electronics(サムスン電子)は2025年、HBM(高帯域メモリー)を中心とした半導体メモリーのスーパーサイクルを背景に最高益を更新した。両社の競争は業績や市場シェアだけでなく、人材確保でも激化している。

 2025年は通年の営業利益でSKハイニックスが初めてサムスン電子を上回った。SKハイニックスの2025年の売上高は、前年比46.8%増の97兆1467億ウォン(約10兆3000億円)、営業利益は前年比101.2%増の47兆2063億ウォン(約5兆円)。サムスン電子は前年比10.9%増の333兆6059億ウォン(約35兆5000億円)、営業利益は同33.2%増の43兆6011億ウォン(約4兆6000億円)だった。

 香港の調査会社Counterpoint Technology Market Research(カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ)によると、2025年7~9月期のHBM市場シェアはSKハイニックスが57%と圧倒的首位で、サムスン電子が22%、米Micron Technology(マイクロン・テクノロジー)が21%だった。

 DRAMのシェアはこれまでサムスン電子が首位だったが、2025年1~3月期に逆転し、SKハイニックスが34%、サムスン電子が33%、マイクロンが26%の順となった。SKハイニックスがトップになったのは先行投資によるところが大きい。AI(人工知能)サービスの爆発的な普及により、データを高速で処理できるHBMの需要が急増すること、AI市場のトレンドが学習から推論に代わりサーバー向けHBMやDRAMの需要が拡大することを的確に予測した。

SKが基本給の2964%を支給

 SKハイニックスとサムスン電子は人材競争でもしのぎを削る。SKハイニックスは2026年2月5日、社員に基本給の2964%に当たる成果給(超過利益分配金)を支給したと発表した。年俸1億ウォン(約1060万円)の社員の場合、年俸に加え約1億4820万ウォン(約1580万円)の成果給を受け取ったという。成果給は初めに80%を支給し、残りの20%は10%ずつ2年にわたって支給される。

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サムスン社員が不満漏らす

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

(NIKKEI TECH)

2026. 2. 
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SKハイニックス、基本給の30倍の成果給で人材確保 サムスン社員は不満 | 日経クロステック(xTECH)

CES 2026で株を上げた現代自動車、自動車メーカーからフィジカルAI代表格へ

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 韓国で今一番の話題は、現代自動車の株価である。2026年1月2日に29万8500ウォン(約3万2800円)だった株価の終値は、世界最大級のテクノロジー展示会「CES 2026」(2026年1月6~9日、米ラスベガス)開幕直後の1月7日には35万500ウォン(約3万9000円)に上昇し、1月21日には54万9000ウォン(約6万円)に急騰した。現代自動車の時価総額は初めて100兆ウォン(約11兆円)を超えた。韓国証券取引所では、サムスン電子、SKハイニックスに続く時価総額第3位の企業になった。

 現代自動車の株価が急騰したのは、CES 2026で初めて一般公開した、傘下の米Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)の人型(ヒューマノイド)ロボット「Atlas(アトラス)」が期待以上だったことが影響している。海外のメディアもAtlasを高く評価し、現代自動車はフィジカルAI(人工知能)を代表する企業の1つとして注目されている。

現代自動車が出展した、ボストン・ダイナミクスの人型ロボット「Atlas(アトラス)」

(写真:趙 章恩)

 現代自動車は2025年、米国の自動車関税によって輸出が減少するとともに、米国での生産拠点拡大を強いられるなどから、苦戦しているというイメージが強かった。それが今ではフィジカルAIの先頭グループとして、株価はさらに上がるとみられている。

 ちなみに、サムスン電子もメモリー半導体の好況とCES 2026で見せたAI家電の成長可能性から株価が上がっている。同社の株価 は2026年1月2日の最高値が12万8500ウォン(約1万4100円)だったのが、1月19日には一時過去最高値の15万600ウォン(約1万6600円)を記録した。しかし、現代自動車の株価上昇率には及ばない。

 現代自動車はCES 2026で、約1836m²のブースを用意し、ボストン・ダイナミクスのAtlas以外に多様なロボットを展示した。ボストン・ダイナミクスの4足歩行ロボット「Spot(スポット)」や物流向け運搬ロボット「Stretch(ストレッチ)」、現代自動車が開発したどんな地形も安定して走行するモビリティーロボット「MobED(モベッド)」、EV(電気自動車)を充電するための自動充電ロボット、グループ会社の現代WIAが開発した駐車ロボットなどだ。そして、20分おきに種類が異なるロボットのデモを披露した。グループ全体でAIロボティクス事業を強化するというメッセージを強く打ち出し、ロボット開発、製造、流通の全部を担えるのが現代自動車グループであることを示した。

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グーグルとも提携

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

(NIKKEI TECH)

2026. 1. 
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CES 2026で株を上げた現代自動車、自動車メーカーからフィジカルAI代表格へ | 日経クロステック(xTECH)

韓国は26年もHBMに注目、次世代接合・ガラスコア基板・EUVに動き

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 2026年1月に公開される記事ということで、2026年に韓国の半導体業界で注目される半導体製造技術について展望したい。2025年末に韓国で報道された内容や、筆者が取材した内容を総合すると、ハイブリッドボンディング(ハイブリッド接合)、ガラスコア基板、EUV(極端紫外線)露光向けフォトレジスト(感光材)材料が大きな話題となりそうだ。

 複数のDRAMチップを垂直に積み上げるのがHBM(広帯域メモリー)であるが、第6世代HBM4、それに続く第7世代のHBM4Eへと進化するにつれ、DRAMを積み上げる方式を変える必要が出てきた。従来はDRAMにマイクロバンプを設けて接合していたが、配線を直接接合することで同じ高さでも3D積層数を増やせるハイブリッドボンディングという高密度の半導体パッケージングが重要になってきた。ハイブリッドボンディングにより、HBMの積層数を増やすことで弊害となっていた電気信号速度低下の問題を解決でき、発熱問題も改善し、電力消費量も少なくなる。

 サムスン電子はHBM4から、SKハイニックスはHBM4Eからハイブリッドボンディングを導入しようとしている。HBM4は12段だが、米NVIDIA(エヌビディア)が要求するスペックを満たすには16段以上のHBM4Eが必要でありハイブリッドボンディングは必要不可欠といわれている。NVIDIAの要求を満たすためにはサムスン電子とSKハイニックスはハイブリッドボンディングを導入するしかない。

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ハイブリッドボンダーの国産化目指す

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

(NIKKEI TECH)

2026. 1. 
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韓国は26年もHBMに注目、次世代接合・ガラスコア基板・EUVに動き | 日経クロステック(xTECH)

韓国、47年までに半導体へ77兆円投資 競争力維持へ政府が最大支援

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 AI(人工知能)技術の成長に支えられ、韓国の半導体の輸出額は過去最多を更新し続けている。2025年12月15日、韓国科学技術情報通信部(部は省に当たる)が公開した「ICT輸出入動向」によると、2025年11月のICT輸出額は254.5億米ドル(1米ドル=155円換算で約3兆9400億円)で過去最高額をまた更新した。

 特に半導体は、DRAM、NAND、HBM(広帯域メモリー)の需要が伸び続け前年同月比38.6%増の172.7億米ドル(約2兆6770億円)だった。スマートフォン、コンピューター・周辺機器、通信装備も輸出が伸びた。半導体を始めとしてICTの輸出が伸びたことで、韓国の年間輸出額は2025年に初めて7000億米ドル(約108兆5000億円)を突破すると見込まれている。

 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)や韓国SK hynix(SKハイニックス)より1カ月早く業績を発表する米Micron(マイクロン)の2025年9~11月営業利益は、前年同期比182.2%増の61億3600万米ドル(約9510億円)と証券業界の予測を上回る実績だったことから、半導体の好況は当分続くものとみられている。

 韓国半導体産業の競争力を維持するため、韓国政府は2025年12月10日、世界半導体市場でトップ2を目標にした「半導体産業育成戦略」を発表した。同12月17日には科学技術関連長官会議を開催し、「AI半導体産業跳躍戦略」も発表した。韓国内では、半導体市場は源泉技術を保有する米国が世界トップで、メモリー世界トップのサムスン電子やSKハイニックスを擁する韓国と、ファウンドリー(受託生産工場)世界トップのTSMC(台湾積体電路製造)を擁する台湾が2位の座を争っていると見ている。

半導体産業育成戦略報告会の様子

(写真:韓国大統領室)

 2025年12月10日、大統領室は「AI時代、K-半導体のビジョンと育成戦略報告会」を開催し、「半導体産業育成戦略」を発表した。官民協力で2047年まで700兆ウォン(約77兆円)以上を半導体に投資するとした。「半導体産業はもはや企業間の競争ではなく国家間の競争になったため、韓国も政府がより強力な支援策を出さないと競争力を維持するのは難しい」、「中国は1000億米ドル(15兆5000億円)、日本は600億米ドル(9兆3000億円)の半導体補助金を出しているのに韓国政府は何をしているのか」と半導体業界が声を出していたこともあり、韓国政府も投資を決めた。

 同報告会にはサムスン電子、SKハイニックス、ASLMコリアなど半導体業界の役員らも出席した。市場拡大につながるよう、政府のプロジェクトで使う電力・データセンター・自動車・ロボット向け半導体は韓国企業のものを積極的に購入し、半導体製造装備に対する韓国独自の厳しい審査をグローバルスタンダードに合わせて緩和するよう求めた。

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半導体設計ファブレスを育成

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

(NIKKEI TECH)

2026. 1. 
-Original column

韓国、47年までに半導体へ77兆円投資 競争力維持へ政府が最大支援 | 日経クロステック(xTECH)